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1. 木漏れ日の森
森にたたずみ、目を閉じてみる。
頬を撫ぜる風、せせらぐ水の音。
・・・目を開くと、木々の隙間から差し込む木漏れ日。
光は微風を揺らぎ、水面にきらめく。
木々が浮かび上がらせる光と音の風景。
(1st:maki / 2nd:kenta)
2.みずたま umbrella
雨の日は憂鬱?
子供のころは雨が降るとうきうきして
お気に入りの傘を広げた。
雨粒が傘に落ちて心地よいリズムを奏でる。
スキップで水たまりを飛び越え、回り道してみる。
雨の音をもう少し聞いていたいから。
(1st:maki / 2nd:kenta)
3.Con amore
新しい旅立ち、これからを歩いていく長い長い道。
この旅路を幸せで満たしていけるように。
二人の出発を祝って。
(1st:kenta / 2nd:maki)
4.明日香川
奈良県明日香村を流れる飛鳥川。
せせらぎに架かる飛び石を、万葉人はこう歌った。
「明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心は思ほえぬかも」
明日も、あなたに会いたい。
第11回万葉の歌音楽祭大賞受賞作品。
(オリジナルはヴォーカル、マリンバ、ピアノ)
(1st:kenta / 2nd:maki)
5.swallowtail
夕暮れの帰り道、窓の明かりが一つ、二つ…。
帰る場所がある幸せ。扉を開けるとパンの焼ける匂いがする。
いつも優しく迎えてくれる場所。
今年も帰ろう、大阪・堀江のcafe、swallowtail。
(1st:kenta / 2nd:maki)
6.Pinefarm
大阪・江坂のライブバー、Pinefarm。
階段を下ると私たちの知らない世界が現れる。
カウンターに腰かけ、酔いと音楽に身をゆだねる。
音楽の喜びを再認識できる場所がここにある。
気さくなマスターに愛を込めて。
(1st:kenta / 2nd:maki)
7, A litte…
パクパク初のオリジナル曲。
ちっぽけな私たちはいったい何ができるのだろう。
小さな思いや願いが、いつか大きな身を結ぶことを
祈りながら、今日も音楽を奏でる。
(1st:maki / 2nd:kenta)
8, Merry-Go-Round
古今東西、人間の運命は円を描くことで表現されてきた。
西洋では三位一体説から、3は完全なる数とされ、
三拍子は円で記号化された。
東洋では輪廻しそうが円で描かれ、「縁」と同音である。
世界の歴史と運命を内包し、メリーゴーランドは回る。
(1st:maki / 2nd:kenta)
9, walk alone
この道を一人歩いていく、決意。
(1st:maki / 2nd:kenta)
10,May you never walk alone
引き出しの奥にしまってあった、師からの言葉。
(1st:maki / 2nd:kenta)